アップル「Siriはおもちゃ」と言い放った人工知能関連企業を買収

ロボティア編集部
ロボティア編集部

人工知能開発会社ボーカルiQ(VocalIQ)
 アップルが人工知能開発会社ボーカルQ(VocalIQ)を買収したと、10月2日に欧米主要メディアが報じた。ボーカルiQは今年3月に、アップル社のSiriを“おもちゃ”と一刀両断した企業だ。

 ボーカルiQは当時、会社のブログに「世界の主要IT企業がSiriや、Googleナウ、コタナ(cortana ※マイクロソフト)や、アレクサ(Alexa ※アマゾン)のようなサービスの構築に数十億ドルを注いでいる。それぞれ大きなことを約束し、派手に登場したが、消費者の期待に及ばない」と指摘。続いて「Siriなどそのうちのいくつかのは、ただのおもちゃで終わる」と付け加えた。

 ボーカルiQは、2011年に英国ケンブリッジ大学のダイアログシステムグループから独立し創業された企業だ。創業者は、マシンラーニングと人工知能分野の専門家で、マイク・リンチ(Mike Lynch)のアマデウスキャピタル・パートナーズとパークワークから75万ユーロを投資されている。なお、アップルのボーカルQ買収を報道したメディアは、AppleおよびボーカルIQに公式な回答を受けていないと伝えている。

 昨年末、アップルは英ケンブリッジの90ヒルズロードに、新たなR&Dセンター用スペースを購入した。現在、半分程度の事務スペースが埋まっていることが知られており、今後、ボーカルiQのスタッフがここに入居、Siriサービスの強化に乗り出すと予想される。

(ロボティア編集部)