タイがドローン規制を強化...未登録の機体飛ばすと懲役5年も

タイがドローン規制を強化...未登録の機体飛ばすと懲役5年も

Posted date:2018.01.13
Photo by marforpac.marines

今後、当局に登録せずにタイ国内でドローンを飛ばした場合、厳しい処罰を受けることが決まった。1月10日、タイの国家放送通信委員会(NBTC)は、昨年10月に公表されたドローンの登録および使用に関する規制を前日付けで発行。海外の複数メディアが詳細を報じた。

新しい規制内容によれば、事前に登録していないドローンを飛ばして摘発された場合、10万バーツ(約33万円)の罰金、もしくは最大で5年の懲役刑を科されることになる。

NBTC側は「重量250g以下のホビー用ドローンを除くすべての形態のドローンを、事前に登録しなければならない。登録していないドローンを使用した者は、10万バーツの罰金または最大5年の懲役刑に処することができる」と言及した。なお、報道機関や観光客もこの規定に基づき、例外なく処罰される。昨年、タイに訪れた外国人の数は3500万人を超える。

これまで、タイ民間航空局(CAA)に登録された無人航空機は8000機に達するが、より多くのドローンが登録手続きを踏まず利用されていると当局は分析している。

これまでドローンに関する規制がなかったタイは、昨年10月にラーマ9世前国王の葬儀場周辺エリアを「ドローン飛行禁止区域」に指定。その後、関連規定を設けてきた。一方、タイ近隣のミャンマーでは昨年、当局の許可なしに議会の建物をドローンで撮影しようとしたトルコ国営放送局の記者が、航空法違反の疑いで逮捕され2ヶ月の懲役刑を科されている。