イーサリウム開発者V. Buterin氏がAI研究所に多額寄付...支払はもちろん仮想通貨

イーサリウム開発者V. Buterin氏がAI研究所に多額寄付...支払はもちろん仮想通貨

Posted date:2018.02.26
Vitalik Buterin氏 Photo by Romanpoet(via Wikimedia)

仮想通貨コミュニティが、人工知能産業への投資に大きな存在感を発揮し始めている。海外各メディアが報じたところによる、人工知能研究所(MIRI=Machine Intelligence Research Institute)の年次募金活動への投資額の66%が、仮想通貨によって寄付されたという。人工知能研究所は、汎用人工知能の開発に関する安全上の問題を研究する非営利機関だ。

研究所は、今回の募金活動で目標額の二倍超である250万ドル(約2.7億円)の投資を誘致。そのうち166万ドルがビットコイン、イーサネットリウムなど仮想通貨によって賄われたという。

なお、募金活動の締切前には、イーサリウムの開発者と知られるVitalik Buterin氏が、76万3970ドル相当のイーサリウムを投資したことも明らかになった。これは、現在までに研究所が受けた投資・寄付のなかで、3番目の規模の個人投資となる。

仮想通貨とブロックチェーン技術を、社会活動に還元しようという動きは世界的に増えている。昨年の段階で、8600万ドルの市場価値を持っていたビットコイン慈善団体「パイナップルファンド」(Pineapple Fund)は、心的外傷後ストレス障害の治療のための研究を支援している。ユニセフも、GPUのマイニングパワーを利用した寄付プロジェクトなど、仮想通貨およびブロックチェーン技術を活用した新たな寄付方法を模索中だ。