仮想通貨を使った「ポンジ・スキーム」にご用心...韓国で詐欺グループ摘発

仮想通貨を使った「ポンジ・スキーム」にご用心...韓国で詐欺グループ摘発

関連ワード:仮想通貨 韓国

Posted date:2018.06.22
Photo by xresch(via pixabay)

価値がない仮想通貨を発行し、日本円にして数億円を詐取したグループが韓国で摘発された。韓国・大田地検特許犯罪調査部は、ECサイト代表A氏(57歳)と仮想通貨取引所の実質的な運営者であったB氏(56歳)を、詐欺などの疑いで在宅起訴したと明かした。

容疑者らは昨年9月から今年1月にかけ、正常取引が存在しない見せかけだけの仮想通貨取引所やECサイトなどをつくった後、実質的に価値がない仮想通貨を発行。その後、後から仮想通貨を購入した投資家から受け取ったお金を、先に購入した投資家に手当として支給するという、いわゆる「ポンジ・スキーム詐欺」を行い、被害者568人から、1016回にわたって約3億円を詐取した疑いだ。

調査の結果、容疑者らはいくつかの仮想通貨が取引所に上場される予定であり、今後、ECサイトで現金のように物品を購入できると投資家に話を持ちかけた。また、価格が数十倍に跳ね上がると騙し投資を募った。しかし実際には、それら仮想通貨には取引された過去がなく、事実上、無価値だったというのが検察側の説明だ。取引所でも取引がほとんどない上、ECサイトでは取引機能が実装されてもいなかった。容疑者らは詐欺で得たお金の大分部をビットコイン投資にまわし、残りは生活費や運営費として使用していた。

韓国検察関係者は「仮想通貨ブームに便乗して、ブロックチェーン技術と無関係な事業を運営しつつ仮想通貨を発行する詐欺的な犯行が盛んに行われている(中略)仮想通貨を購入する際は、発行者の事業計画を入念に調べるべき」と呼びかけている。

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