リクルートテクノロジーズが機械学習とロボティクスを掛け合わせたプロジェクト「ARISプロジェクト」開始

リクルートテクノロジーズが機械学習とロボティクスを掛け合わせたプロジェクト「ARISプロジェクト」開始

Posted date:2018.09.20

リクルートテクノロジーズが、機械学習API群「A3RT」とロボティクスを掛け合わせたプロジェクト「A3RT RobotIcs Soluston」(以下、ARISプロジェクト)をスタートさせた。

2018年9月上旬には、ARISプロジェクトの第一弾として、ハタプロと共同開発したAIロボットを活用し、国立大学法人神戸大学大学院工学研究科「塚本・寺田研究室」の協力のもと、「リモート社内見学」のデモ会が行われた。

ARISプロジェクトは、リクルートテクノロジーズが培ってきたAIなどのソフトウェア技術ノウハウと、カメラやロボットなどのハードウェアとを組み合わせることで何ができるか、その可能性を探ることを目的にしている。今回は、AIロボットを介した「リモート社内見学」を実施。AIロボットのビジネス活用を見据え、「遠隔地からのロボット操作やリアルタイム情報把握」の実用性を検証した。

AIロボットは、ビジネス活用を想定し図1(上記)の通り改善予定。今後のビジネス活用展望としては、例えば「遠隔地からのオープンキャンパス参加」やインバウンド対応を見越した「遠隔ホテル内見」などが想定されている。さらに、今回検証した遠隔操作・遠隔情報把握技術を各店舗カメラと組み合わせることにより、空席・混雑状況把握への利用も示唆できると考えられている。

今回の実証実験およびARISプロジェクトは、リクルートテクノロジーズのデータテクノロジーラボ部が企画推進する。データテクノロジーラボ部は、リクルートグループのビッグデータ活用を推進し、データ解析や機械学習を用いたソリューション開発を行う部署だ。また、同部はリクルートテクノロジーズ内におけるR&D的機能も担い、エッジコンピューティング向けに省力化された深層学習アルゴリズムの開発、そして、これまで接触してきた米国・イスラエル・中国といった海外スタートアップとのハードウェア開発なども視野に入れた活動を進めていく予定だ。

リクルートテクノロジーズ側は、「今回のARISプロジェクトを始め、本格的なロボティクス分野への進出やセンシングデータ活用の可能性を見据えた様々な取り組みを通じ、IoT・ロボティクス業界活性化への貢献を目指します」としている。