IT産業のメッカ・シリコンバレー、人工知能開発競争が過熱

ロボティア編集部
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 人工知能の開発に拍車がかかっている。現在、シリコンバレーの企業は、どのような分野に人工知能が利用しようとしているのだろうか。

 去る8月26日、フェイスブック(Facebook)のメッセージ事業部門副社長デビッド・マーカス(David Marcus)氏は、人工知能秘書サービス「M」を紹介。「レストランや書店で使用できることはもちろん、旅行日程を整理するなどの機能を開発している」と言及した。
また、メッセンジャー内部で直接商品を購入する機能を追加すると述べた。例えば人工知能秘書サービスである「M」が誕生日プレゼントを提案し、人間が購入するというプロセスを商品として提供するということである。

 昨今、メッセンジャーアプリ内において商品販売を促進しようという試みについては、各開発企業が競い合っている状況だ。そのメッセンジャーアプリ市場でも優勢を誇り、また今後独走状態を作り出したいフェイスブックが、次の手として投じようとしているのが人工知能を使ったレコメンドサービスというわけだ。

 Facebookはこれまで、シリコンバレー周辺地域に住む1万人余りのユーザーたちとともに、これまで公言したいくつかの秘書サービス機能をテストしている。最近、シリコンバレーでは、フェイスブックのように人工知能ロボットや機能を開発している企業が増え始めている。

 科学専門メディア「ニューサイエンティスト(New Scientist)」は11月3日、シリコンバレーの状況を伝えた。その中では、多くの企業が人の仕事を代替えする人工知能ロボットを開発中にあると明らかにされた。

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秘書人工知能「クララ」 photo by Clara Labs HP

 シリコンバレーで人工知能ロボットの開発が活発に行われているなか、一風変わった秘書機能ロボットが次々と登場している。スタートアップ企業、(Clara Labs)が開発を進める商品もそのひとつだ。

 同ベンチャー企業は、風変わりな仮想アシスタント(virtual assistant)機能を披露した。人工知能ロボット「クララ」がメールのスケジュール調整をこなすというものだ。