トランプ氏「iPhoneを米国で」、ロボット革新とリショアリング

ロボティア編集部
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photo by ecdl.org

 先月BCGが、海外工場を運営する米国製造業分野の大企業を対象にアンケート調査した結果、リショアリングの傾向がより顕著に現れた。今後の生産基地の建設場所を問う質問に対し、回答者のうち31%が米国を選択、20%が中国と答えた。2年前、中国が30%、米国が26%していた事実を鑑みれば結果が反転していることが分かる。米国を今後の生産基地として選択した回答者のほとんどは、ロボットなど自動化技術、コスト削減、商品の質などを要因に挙げた。

 なお、デジタル革命やロボット革命、リショアリングの影響により米国の競争力が優位となればドル高を誘引し、基軸通貨国としての米国の地位は堅固になるという予測もでている。反対に新興国では雇用が不安定な労働者が増え、両者の格差は広がるものと見られている。国際労働機関(ILO)はレポート「世界雇用社会展望2016」で、今後3年間のうち、新興市場で不安定な職業に従事する人々が2500万人増加するとの見通しを出した。