日中韓団体が連携、アジアドローンレーシング協会(ADRO)発足

日中韓団体が連携、アジアドローンレーシング協会(ADRO)発足

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Posted date:2016.04.04

写真協力 スポーツソウル

 最新テクノロジーを駆使した次世代スポーツエンターテイメントとして、世界中で人気を集め始めているドローンレース。2016年に入り、世界各国では賞金総額数千万円規模の大会が次々と開催、予定されており、競技人口やファン数など、そのスポーツカルチャーとしてのすそ野はハイペースで拡大傾向にある。国際的に法規制の問題などが山積みとなっているドローンだが、その認知度や有用性を周知する“先兵”としてドローンレースに注目する業界関係者も少なくない。

 そんなドローンレースの世界に刺激と影響を与えるであろう動きがあった。3月30日、日中韓のドローンレース協会が協力・提携することを表明。アジア地域のドローンレース活性化を目標とするアジアドローレーシング協会(以下、ADRO)を発足させた。

 協議の舞台となったのは、韓国・仁川にあるオークウッドホテル。日本ドローンレース協会(JDRA、代表・小寺悠氏)、中国・D1(代表・チン・ルー氏、本拠地・深セン市)、韓国ドローンレース協会(KDRA、代表カン・フィドン氏、本拠地・仁川‐ソウル)など各国レース協会の代表らが集まり、協議を重ねた末、ADROを出帆させることに合意した。

 ADROの初代チェアマンには、韓国KDRAのカン・フィドン氏が選出された。カン氏は「アジア地域のドローンレース関係者の交流を促進したい」と言及。「日中韓の団体が相互に協力することで、ドローンレーシングスポーツ全体を前進させていきたい」と抱負を語った。

 韓国ではすでに、賞金100~300万円ほどのドローンレース大会が、年間10回程度は行われているという。KDRAの関係者たちは「小規模なレースを含めると、今年中には毎週どこかの地域で大会が行われるようになる可能性が高い」とも、その見通しを語っている。

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