日中韓団体が連携、アジアドローンレーシング協会(ADRO)発足

ロボティア編集部
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photo by D1

 チン・ルー氏が代表を務めるD1は、ドローン産業のメッカである中国・深センに本拠地を構え、地元ドローン関連企業との繋がりも深い。チン氏は、ドローンレースのエンターテイメント要素をよりブラッシュアップさせるため、技術的なアプローチについて言及。加えて、今後は「ADRO発足を機に、まずは日韓レース協会に対して協力を惜しまないつもりだ」とした。D1では今年6月に中国で大規模な大会を予定している。世界各国から参加者を募っており、今回ADROを通じて日韓の選手団を招待する計画も練っている。

 ADROは今後、アジアを中心にドローンスポーツやドローン産業の振興に焦点を定め、さまざまな取り組みを展開していく。世界水準のスター選手育成、国際的な大会の運営はもちろん、ドローン産業全体を活性化させるため、技術および人的交流を視野に入れている。そのため、各国のドローンレース協会だけではなく、産業促進を目指すドローン関連企業などにも提携や協力関係の門戸を開くとしている。

 ADROではすでに、マレーシア、インドネシア、台湾、シンガポール、香港などをはじめ、多くの国のレース関連団体と加入を前提にコンタクトを取っており、今後も連携・協力関係を深めていく方針だ。早ければ今年中にも、約10カ国のアジア諸国のレース団体が合流する予定となっている。

(取材・文 河  鐘基)