米大学、核や化学兵器の検出システムを小型化しドローンに搭載

ロボティア編集部
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即席爆発装置_IED
photo by businessinsider.com

 特に情報機関においては人材を派遣せずとも特定の場所でどのような物資が使用されたのかを確認するのに便利だと話している。また、不審物を爆発させる装備はとても高価で、開発・生産には巨額の資金を要する。そのため、コスト削減にも有用だとみられている。

 ただ一方で、今回開発されたシステムも万能ではない。なにより、このような革新的な技術は最近になって実用化されたものなので、技術評価における時間が足りないことや、探知過程において放射線量をどこまで使用するのかについては懸念が少なくない。

 クルシンスキー教授は、探知過程で使用する放射線量を最小限に抑えると強調。目標地域に住む人々が1時間に吸収する放射線量は、3万フィート上空を飛行する旅客機に乗った乗客が、10分間で吸収するのと同じ水準だと説明している。

 ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory)出身者である核物理学者で、現在、環境団体NRDC(Natural Resources Defense Council)に所属するマシュー・マッキンジー(Matthew McKinzie)氏も「高濃縮ウラニウムのような、もっとも危険な物質を探知することはたいへん難しい」と話しており、テロ組織は高濃縮ウラニウムを使用した核兵器を即席で作れるので、これに対する補完策も必要だと主張している。

 マッケンジー氏はまた、外側が鉛や鋼鉄でできている核兵器を探知する能力がもっとも重要であり、政府レベルで予算を設定し、テストの機会を設けることが重要であると付け加えている。