ロウソクアプリにARデモ参加…朴槿恵退陣デモがハイテク化していた

ロボティア編集部
ロボティア編集部

 ユーザーはこのように作られた情報をアプリの他ユーザーと共有したり、自分が選択した特定の知人にだけ公開することもできる。 ほかのユーザーがその場所でアプリを開けば公開設定されたメッセージが次々と現れる仕組みだ。

 実際に、集会に参加した市民は光化門(クァンファムン)広場の写真と位置情報、自分が叫びたいメッセージを広場の虚空に撮影し、 拡張現実の中でプラカードや旗を掲げた。

 もちろん、このほかにも様々な使い方が可能だ。 恋人や家族同士であらかじめ設定した人だけが見られるように秘密メッセージを隠すことができる。例えば、思い出深い場所などで感動的な演出も出来れば、友達同士で特定空間のメッセージを誰が初めに探せるのか、ゲーム感覚で競争することもできる。

 このアプリを披露したブレックス・ラボ側は「周りの人たちと楽しく共感を生み出せるアプリ」とし、「世界の人々が随所にストーリーを残すARプラットフォームに発展させる」と話している。

 また、集会では大勢の人により、通信環境の悪化も懸念されている。通信会社は一帯にネットワーク装備を増設しているが、あまりにも多くの人が集まるので、通信網の過負荷で一時的な通信障害が起こることも多々ある。こちらでもユニークな技術で問題を解決する「ファイアーチャット(FireChat)」というアプリが人気を集めている。

「ファイアーチャット」は、アメリカのカリフォルニア州に会社がある「オープンガーデン」が開発したもので、インターネット接続なしでもメッセージを送受信できる無料メッセンジャーアプリだ。 携帯電話機器を相互に連結してくれるブルートゥース(Bluetooth)技術を基盤に、オフラインでも写真とメール送信が可能である。 利用者がメッセージを送ると、半径61m内にある他の利用者の携帯電話がblootuthでこれを受信し、再び周辺にメッセージを伝送する。

 このようにスマホ同士が自動的にクモの巣の様に繋がっていき、不特定多数の人と情報が共有できるというわけだ。このアプリは2014年に香港で起きた民主化デモの際にも話題になった。