SEXロボットはタブーか!?専門家ら相次いで反対を表明

SEXロボットはタブーか!?専門家ら相次いで反対を表明


Posted date:2015.09.15


RoxxxxyWithFriends

ロボット技術の発展とともに性行為が可能なロボットの需要が増加している。米国企業トゥルー・コンパニオン(TrueCompanions)は、女性型ロボット「ロキシー(Roxxxy Doll)」(写真)を開発、発売を控えている。販売価格は約80万円になる見通しだ。また米カリフォルニア州にあるIT会社は、2017年に人工知能機能を備えたセックスロボットを発売する計画である。

現在、このいわゆる“セックスロボット(SEX Robot)”の発売に対して、反対するキャンペーンが始まっている。英デ・モントフォート大学(De Montfort University)のロボット・人類学、倫理学者であるキャサリン・リチャードソン博士と、スウェーデンのシェブデ大学(The University of Skövde)でロボット工学、認知科学を研究するエリック・ビリング博士は「セックスロボットに反対」とキャンペーンを開始。

9月15日にホームページを開設した。同キャンペーンは、ロボットの権利を保護しようというものではない。性にまつわる権力関係と、セックスロボットの登場により発生するであろう問題に焦点を当てている。彼らは、以下の項目をセックスロボット反対の理由として挙げた。

 
  • 女性と子供を「対象化」する
  • セックスロボットは、女性と子供に対する性的対象化を正当化する。
  • 人間が相互作用で得ることができる、共感力を喪失させる。
  • 社会に対して肯定的な影響ではなく、不平等および暴力の権力関係を強化する。
  • 性売春者の性的搾取と性的暴行を減少させるという点に同意できない。逆に人間の肉体への需要・欲求を増加させる。
 

同キャンペーンは、人間の尊厳、相互性、自由を反映する「倫理的な技術」の促進を目的とする。研究者たちはキャンペーンを通じて、ロボット生産に反映される社会の権力関係と人間の意識に、皆が注目して欲しいと訴える。リチャードソン博士はワシントンポストのインタビューで、「技術は中立ではない」とし、「階級、人種、性別によって影響を受け、政治力が技術の発展に影響を与える」と述べた。そして「セックスロボットは、性的搾取を増長させるだろう」と付け加えた。

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