VR開発機材をタダで貸出し! リクルートテクノロジーズ「ATL」開設

ロボティア編集部
ロボティア編集部

 2017年6月15日、リクルートテクノロジーズが「アドバンスドテクノロジーラボ(Advanced Technology Lab、以下:略称-ATL)」 の開設を記念したオープニングレセプションを開催した。

 レセプションではまず、リクルートテクノロジーズ執行役員・CTO、またアドバンスドテクノロジーラボ所長を務める米谷修氏があいさつを行った。米谷氏はラボ開設の経緯に言及。「エンジニア・クリエイターとともに新しい価値を創造する『オープンイノベーション』の場としてATLを活用してほしい」と強調した。

「昨今、VRをはじめとする先端技術は多くの注目を浴び、これからの生活を発展させるうえで重要な役割を期待されています。しかしVR機材やハードウェアなど、技術開発に要する機材は最新のものが次々と登場している一方で、高価なものが多く、学生やフリーエンジニアが開発のために機材を使用することが難しいという現状があります。先端技術開発に取り組みたいエンジニアにとって、自分たちのアイディアを活かす場がないことは大きな課題。今回、リクルートテクノロジーズは先端技術の『探索』だけではなく、『用途開拓』や『より実践的な技術活用』を推進するために、これからの研究開発を担う学生・エンジニアに無料で施設・機材を提供します。これまでにあったオープンスペースとは異なり、リクルート社内・社外問わず先端技術の開発を目指すエンジニア・クリエイターが気軽に研究開発を推進できるオープンイノベーションスペースとなります」(米谷氏)

 ATLは今後、「客員研究員制度」を設け個人・法人研究員を広く募集。登録が承認された研究員は、ラボで貸出されている各種VRコンテンツ開発機材を無料で利用することができる。なお、ATLで開発されたVRコンテンツについて、ATL側は広報の権利を持つが、著作権など他の一切の権利を主張しないという。

「ATLは客員研究員がATL設備/機材を利用して開発/制作したアウトプットについてATLのWEBサイトにて公開する権利を有します(開発実績、制作実績のイメージ)。ただし、著作権等ほかの一切の権利は主張しません」(ATLの資料より抜粋)

 レセプションには、理系タレント・池澤あやか氏が登場。レセプション来訪者に向けた「VR×クロマキー」「モーションキャプチャー機器」「VR×バックパックPC」など、VR関連機器を使った体験デモも行われた。一般利用は6月26日からを予定。事前登録はこちらから受け付けている。

■モーションキャプチャー体験デモ

■クロマキー体験動画(池澤あやか氏)

■ATLで会員が貸出しを受けることができる機材

■ATL施設内の見取り図

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