ロボットが資産管理!?証券会社にロボアドバイザー導入進む

ロボティア編集部
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photo by time Peter Yang—Prop Styling by Linda Keil; Wardrobe Styling by Eric Launder; Grooming by Natalie Cardona

 完成度の高い人工知能が確立されたらならば、まずどの分野に利用されるだろうか。多くの分野で活用されることは間違いないだろうが、絶対に欠かせない分野がある。金融分野だ。米国では、人間に代わってロボットや人工知能が株式投資の場に現れはじめている。

 これから先は、ロボットが人間の資産管理をする時代がくるかもしれない。世界の多くの証券会社が、「ロボアドバイザー(Robo-Advisor)」サービスの導入に相次いで乗り出そうとしている。

 ロボアドバイザーとは、ロボットを意味するロボ(Robo)とアドバイザー(Advisor)の合成語。ロボアドバイザーサービスとはつまり、人工知能を使った資産管理サービスを指す。言い換えれば、アルゴリズムを活用し、投資家が入力した情報と市場の状況に合わせて、自動的に資産を管理してくれるサービスである。

 9月30日、金融投資業界情報筋によると、韓国KDB大宇証券が、ディセンバー&カンパニーおよびAIMと、ロボアドバイザー事業推進のために覚書を締結したという。大宇証券は、アンケートで顧客が希望する利回りや投資性向などを把握した後に、預託金に合った多様なポートフォリオを構成。市場状況などに合わせて資産を自動的に管理する計画である。大宇証券は前出の2社以外にも、ロボアドバイザー企業と事業を進めている。早ければ今年の年末、もしくは来年初め頃から同サービスを開始する予定である。

 サムスン証券もロボアドバイザーサービスを用意している。最近、専門チームを設け、関連分野の人材を多数獲得しているとの情報がある。サムスン証券の関係者は、「資産・顧客管理システム、IT技術など様々な分野の経験者を採用した」と話している。

 一方、ユアンタ証券はすでに、人工知能投資サービスを実施している。2年前には、オンライン投資コンサルティングサービスである「マイティレーダー(My tRadar)」システムを開発し、現在、急騰すると予想される銘柄を選別して、買い・売りのタイミングを顧客に提示している。

 専門家は、低い手数料と資産管理機能に興味を抱いた顧客を中心に、ロボアドバイザーの需要が増えると見ている。 KB金融持株経営研究所の関係者は「ロボアドバイザーが人間のアドバイザーのサポート役から、顧客のニーズに合わせて設計された、正真正銘のアドバイザーに変身しようとしている。IT技術に精通している若い世代にとって扱いやすいサービスなので、積極的に導入を検討すべきだ」とメディアの取材に答えている。