Googleのセルフドライビングカー(完全自律走行車)

ロボティア編集部2016年11月11日(金曜日)

Googleが開発するセルフドライビングカー(完全自律走行車)。ほとんどの自動車メーカーが、当面の間、人間の運転をサポートする「半自律走行車」を計画するなか、Googleは完全に自律走行する「完全自律走行車」を目標に掲げる。

このふたつの違いは詳細に説明されることが少ないが、技術や法制度の状況から考えると、実現までの道のりには大きな差がある。

自動車メーカーが制御技術などに強みを見せるなか、Googleが開発に力を入れるのは「自動車の知能」、すなわち人工知能だ。いくら精密な制御装置があっても、走行データなどから適切な状況判断をこなせる知能がなければ完全自律走行車は実現しないだけに、Googleの研究が注目を浴びている。