スイスUBS銀行「第4次産業革命は格差を広げる」

ロボティア編集部
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ダボス会議
photo by 首相官邸

 なおレポートでは、第4次産業革命に対する適応能力の国別ランキングを発表。労働市場の柔軟性、技術水準、教育適応力、インフラ、法的安定性の5項目が分析された。

 結果、総合1位から順に、スイス、シンガポール、オランダ、フィンランド、米国、英国、香港、ノルウェイ、デンマーク、ニュージーランド、スウェーデン、日本(12位)、ドイツ、アイルランド、カナダ、台湾、オーストラリアなどとなった。

 SUBは経済構造が柔軟でビジネス上の非効率や不要な規制がない国であればあるほど、4次産業革命でより大きな利益を得るだろうと予想した。

レポートは最終的に、個人でも国家でも、所得・技術水準など「富のはしご」の上位にいるほど、ロボット革命の恩恵を受けることができるとし、これに伴う二極化や格差拡大を防ぐため、政策的介入が必要であると強調している。

 UBSアクセル・ウェーバー(Axel Weber)会長は「(ロボット技術の発達に伴う)不平等の深化は先進国と発展途上国、新興国の間ではもちろん、私たちの社会の中でも起きている」とし「これを防ぐには政策立案者が乗り出さなければならない」とコメントを残した。

(ロボティア編集部)