AP通信が人工知能・ワードスミスを導入、ロボット記者の登場か

AP通信が人工知能・ワードスミスを導入、ロボット記者の登場か

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Posted date:2016.02.15

人間の記者
photo by motor1.com

 一方、コテッキ氏は「今、もし仕事を探しているならば、20〜30年後に自動化される可能性があるかないかをまず考えてみた方がよい」とアドバイスしている。自動走行車の登場で運転手という職業が消える可能性が高いが、同様に技術の発展によって失われる可能性が高い職業は選択しない方がよいという意味になりそうだ。コテッキ氏は「明らかな事実として、時間が経過するにつれ、機械が人を代替する分野がさらに増えるだろう(中略)私たちがすべきことは、人間がコンピュータより得意なことを明確に区分して鍛錬すること」と強調した。

 上に挙げた例以外にも、例えば、ロボット記者と人間の記者の最大の違いのひとつに、“話を聞く”という行為がある。当然だが、聞かれてもいないのに、ロボットに“本音”や“真実”を語る取材対象者は、それほど多くないのではないだろうか。確かに、音声認識センサーなどが発展すれば、ロボットが話を聞くこと自体はできるようになるかもしれない。ただ、そんなロボットに対して人間が何を語るかはまた別の問題となる。

 コミュニケーション、動機付け、思索、人間の気持ちを読むこと、そして情報を集積して新たな人間関係を築くなどの仕事は、まだしばらく人間の記者の領域になるのではないだろうか。

(ロボティア編集部)

 

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