DARPAロボティクス・チャレンジで韓国KAISTのHUBOが優勝

DARPAロボティクス・チャレンジで韓国KAISTのHUBOが優勝

関連ワード:DARPA 災害用ロボット 韓国

Posted date:2015.06.20

 今回参加した4カ国25チームは、DRCの過程で多くの経験を得た。米国はロボット大国にもかかわらずヒューマノイド部分で出遅れてきたが、今回のDRCをきっかけにヒューマノイド分野の先頭に立ちつつある。日本はこれまでヒューマノイドの最強国の名をほしいままにしてきたが、DRCをきっかけに米国・韓国チームとの技術的な比較を重ねるなど、技術を再整備する用意をしている。

 韓国は11年間の技術を蓄積したKAISTのHUBOが優勝したが、来年6月までにDRCの2位、3位のチームとともに、米国ホワイトハウス、日本のロボットイベント、10月の韓国ロボワールドなど全世界を巡回する予定だ。KAISTだけでなく、関連会社、研究所などは、政府からの開発費支援などが増えることが期待されている。

 大会参加25チームのうち、合計4つのチームがプラットフォームとして採択した「トルマン」を開発したロボティーズ社は、ヒューマノイドプラットフォームを世界的に展開する機会を得た。また、独自のモジュール型アクチュエータであるダイナミックセルを、参加25チーム中8チームが使用したのも意義部会。ソウル大、KAIST、ロボティーズチームが今大会で得た貴重な経験は、今後の韓国のロボット系の重要な資産になるはずである。

 日本政府はDRCのを受け継いで、各国で関連プロジェクトを協議している。韓国は「ミニDRC(仮称)」という名前で学術大会を継続する予定であり、日本は2020年ある東京オリンピックに合わせてロボットのオリンピックを準備している。

 

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