NASAで研究されていたヒューマノイドロボットが、充電中に爆発するというアクシデントが起きた。爆発したのは、NASA・ジェット推進研究所で開発されていたロボシミアン(RoboSimian)というヒューマノイドロボットで、海外メディアがその時の様子を収めた映像などを公開した。
NASA側は今回の爆発について、研究者が昼食を食べながらロボットを充電していたところ発生したアクシデントで、まだ明確な理由は明らかにされていないと伝えている。ただ、リチウムイオン電池が損傷し、過充電されたバッテリーセルが連鎖反応で爆発した可能性があるとしている。
ロボシミアンは、世界で最も進んだヒューマノイドロボットと言われている。ただ人間ではなく、チンパンジーなどの霊長類の動きを模倣して動くようにつくられており、壁をよじ登るなどの動作が可能とされていた。NASAは、ロボスミアンを捜索・救助作業用に開発していた。
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