人工知能があなたが進むべき職種を10秒で判断...AI進路支援サービス「タレントX」とは

「個人情報を掲載する主要サイトをターゲットに情報を収集した(中略)LinkedInが保有する情報が約4億で、これは10年間かけて集めたもの」(ハン代表)

 2015年、ドリームスクエア社はGoogleから10万ドルの支援を受け、3000個のボットを開発、6ヶ月間にわたり、インターネット上から人々の経歴=キャリアに関連するデータを収集した。最終的に約3億のキャリアデータを集めた。とても、早いスピードだ。なお国データ振興院は、ドリームスクエアが収集したデータ価値を約65億ウォン(6億5000万円)と見積もっている。

 ドリームスクエアは、収集したデータをもとにAI「ヒュリ」を開発した。来年からは、進路だけでなく、人事、ショッピングなどにサービスを拡大する。ハン代表は「現在、AIの分析結果をもとに、コンサルティングの形を取っているが、これをチャットボットに置き換えることも考えている(中略)最も適切な進路をより容易に選べるように、教育機関や企業などに推奨するサービスの開発も推進している」と、韓国メディアの取材に答えている。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。