ネイバー(NAVER)が5月12日、人工知能アシスタント機能を搭載したスマートフォンアプリ「ネイバー・クローバ(Clova)」を公開し、AIサービス競争に飛び込んだ。
ネイバーは同日、子会社・LINEと共同開発したAIプラットフォーム「クローバ」を搭載したアプリ「ネイバー・クローバ」のベータテストを開始すると発表した。
ネイバー側は「ネイバー・クローバは、スマートフォンアプリの形でリリースされ、ユーザーが専用機器を買ったり、特定のスマートフォンを使用しなくても使用することができるという長所がある(中略)そのようにサービス利用者の幅を広げ、様々なフィードバックが得られるようになることを期待している」と述べた。
ネイバーはまた、今回のアプリを通じて音声で情報検索、音楽推薦、外国語通・翻訳、英会話、感性会話などが可能であると説明した。例えば、「英語会話しよう」というコマンドで「英語会話モード」を実行すると、AIアプリと英会話の練習が可能となる。
「利用者の使用に基づいて学習・成長する人工知能の特性上、アプリ利用者は時間が経過するにつれ、自分に特化した情報やコンテンツを提供されることになる。差別化されたサービスを経験してもらえるはずだ」(ネイバー関係者)
ネイバーはアプリに続き、早ければ来月中に、クローバを搭載した家庭用スピーカー「ウェーブ」を発売する予定だ。
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