中国の大学生が学習用「書道AIロボットシステム」開発…書道教師不足を補う

ロボティア編集部
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中国で書道教師の役割を担う「書道AIロボットシステム」が開発された。

中国・華東師範大学のメディア「華東師範大学新聞中心」によると、同大学の通信・電子工学学部の学生である刘杭、王茜、顾俊杰氏らが、「書道教育スマートシステム」を開発したという。同システムは、画像処理、ディープラーニング、拡張現実(AR)、スマートロボット技術を組み合わせて開発されたもので、書道の学習およびテストに活用することができる。

開発された書道システムは、学生が提出した作品に対してディープラーニング技術を利用して評価を下すことができる。同システムは、「中国大学生コンピューティングの設計対象2019」の人工知能(AI)部門で最高賞も受賞している。

研究チームは、中国の一部地域では書道教師がとても不足している点に着目。豊富な経験を持った書家の経験をロボットに学習させ、教育技術のひとつとして確立することを目指した。

刘杭氏は「(開発された)システムは学習を観察・分析・比較を通じ、学生の足りない部分を補ってくれるように設計されている。書道学習に役立つだろう」と説明している。またシステムは様々な字体を保有しており、学習者が好みに合わせて選ぶことができる。研究チームは、5項の国家発明特許、また6項の実用新案特許を申請しており、いくつかの権利についてはすでに認められているとしている。