モシェ・バルディ氏「AIが世界人口の50%を失業に追い込む」

ロボティア編集部
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ロボットが人間の仕事を奪う
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 バルディ教授は、米国では生産性が大幅に向上したが、自動化の影響で1980年に雇用水準がピークに達したのちに下落し続けており、家庭の平均賃金も下落傾向にあると指摘している。格差拡大の根本的な原因が、自動化にあるという分析である。

 そのような視点から、現在の科学者たちは技術が根本的に人間に役立っているのか、真剣に悩んでみる必要があるとも指摘。政治指導者たちが、この自動化と失業率の問題については無関心なことに批判的な意見を出した。

 一方、同イベントに参加したコーネル大学のバート・セルマン(Bart Selman)教授は「ビッグデータとディープランニング技術の発展により、コンピュータは人間のように見たり聞いたりする能力を備え始めた」とし、自律走行車、家庭用ロボット、サービスロボットなどが一般化され、人間とロボットの共生関係がはじまるだろうと指摘した。

(ロボティア編集部)