トルコ企業アセルサンが高性能な爆弾処理ロボットを実用化

ロボティア編集部
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ロボット_爆弾物処理_カプラン
photo by Aselsan

 爆弾テロの懸念が世界的に高まるなか、トルコで最近開発・実用化された爆発物処理ロボット「カプラン(Kaplan)」の性能に注目が集まっている。

 トルコ企業であるアセルサン(Aselsan)が開発したカプランは、3次元レーダーを備え、地中1mほどの深さに埋もれている、厚く包装された爆発物を検出することができる。また、爆発物が埋まっていると想定される地点から500mほど距離をとったオペレーターに、高解像度カメラを通じて鮮明な映像を送ることができる。

 なお、制御装置がロボット周辺の映像を3次元的に表示。オペレーターがロボットの状態を簡単に把握できるようになっている。加えて、繊細なロボットアームが、細かい作業が必要とされる爆発物除去作業を効率的に行う。ホイールはタンク状で、砂利や丘など複雑な地形も選ばず移動が可能。防水機能を備えており、水たまりの上を通過した際にも誤作動を起こさない。

 カプランは、トルコの対テロ当局に導入・使用されている。アセルサン関係者は「高度な機能を備えた爆発物処理ロボットは、世界的にそれほど多くない。カプランは3次元レーダー技術で、最高の爆発物検出能力を誇る」とコメントしている。