人工知能によるニュース配信は”悪”か…韓国で議論はじまる

人工知能によるニュース配信は”悪”か…韓国で議論はじまる


Posted date:2017.02.26


photo by Ian Lamont


 韓国IT企業最大手・ネイバーは最近、「エアーズ」(AIRS・AI Recommender System)と呼ばれるニュース推薦システムのベータサービス版で提供開始した。エアーズのベータサービスは、ランダムに選ばれた一部の利用者にのみ提供される。21日、韓国各メディアが詳細を報じた。

 エアーズは協調フィルタリング(CF・Collaborative Filtering)と、再帰型ニューラルネットワーク(RNN・Recurrent Neural Network)技術をベースとする。

 協調フィルタリングとは、多くのユーザの嗜好情報を蓄積し、あるユーザと嗜好の類似した他のユーザの情報を用いて推論を行う技術だ。例えば、Aさんがとある芸能記事を読んだとする。その後、同じ記事を読んだBさん、Cさんが関心を示した記事を、次はAさんに推薦するという具合だ。一方でニューラルネットワークは、読者が記事を読むパターンを学習し、他の記事を推薦する用途で用いられる。

 現在、ネイバーはエアーズのベータサービスに協調フィルタリングのみを適用した状況だが、今後はより洗練された記事推薦のために、ニューラルネットワーク技術を追加で適用させる計画だ。なお、韓国国内でネイバーと双壁をなすIT企業・カカオも、2015年6月から「ルービックス」(RUBICS・Realtime User-Behavior Interactive Content recommender System)というモバイルニュースサービスを導入している。

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参照
sciencetimes
etnews.com