海水と淡水の水質保全でAI活用...アイルランドの大学とIBMがIoT導入で実現

海水と淡水の水質保全でAI活用...アイルランドの大学とIBMがIoT導入で実現

Posted date:2017.05.18

 IBMのコグニティブIoT技術は、さまざまな環境下で、品質と信頼性の高いデータ収集を保証するセンサー・プラットフォームの深層学習(ディープ・ラーニング) 能力を提供する。IoTベースのセンサー・プラットフォーム、またはセンサー自体に組み込まれた高度な分析機能は、わずかな環境変化を早期に発見する役割を果たし、公衆衛生・安全または修復作業にとって極めて重要なポイント のモニタリングに寄与する。

 同課題には、自然または人工、あるいは気候の影響による水質の変化が含まれる。センサーは、環境の変化をよりよく理解するために必要な、物理的、化学的、生物学的パラメーターを測定する。その応用として考えられるのは、湖沼、河川、河口、海洋生態系に影響を及ぼす農業や雨水の排水などの汚染源の管理改善だ。

 IBMとDCUはこれらのパイロット計画をアイルランドと米国において実施する。なお、ニューヨーク州のジョージ湖では、IBMが参加・進行中の「ジョージ湖におけるジェファーソン・プロジェクト」(Jefferson Project at Lake George)と並行して、実施される予定だ。

「IoTやITは、アイルランドが非常に力を入れている産業です。主な理由として、能力が高く、高いスキルを持った労働者が多くいるからです。このような労働者の多くがアイルランド出身である一方で、世界中からも有能な人材が集まってきています。それは、アイルランドが英語を話す国であること、EU(欧州連合)の確固とした加盟国であること、また、安全且つ、優れた教育制度と医療制度により、すばらしいワークライフ・バランスが得られる、ことなどが魅力になっているからです」(アイルランド産業開発庁日本代表、デレク・フィッツジェラルド氏)

 ちなみに、世界水の日(せかいみずのひ)は、1992年のブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)における「21世紀へ向けての行動計画(アジェンダ21)」の採択、また1993年の国際連合総会で決議によって定められた。

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