Facebookが写真に映る人間の感情・内容を読み取る人工知能「Lumos」を開発

Facebookが写真に映る人間の感情・内容を読み取る人工知能「Lumos」を開発

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2017.02.06


フェイスブック_画像認識_Lumos

写真はイメージ photo by fotologic


 フェイスブックが独自開発している人工知能(AI)ベースの画像認識技術「ルーモス(Lumos)」は、写真の中に「どのような対象がいるか」だけではなく、「どのような内容が込められているか」まで把握する力を確保してようとしている。タグ、説明などに依存せず、ピクセル(pixel)情報から写真のなかの出来事を理解することを目指す。

 フェイスブックが最近公開したブログによると、そもそもルーモスは、視覚障害者にフェイスブックのニュースフィードに上がった写真に、どのような内容が盛り込まれているか知らせる目的で開発された。

 昨年4月、フェイスブックが公開した「オートマチックオルタナティブテキスト(AAT)」は、視覚障害者がスマートフォンでFacebookにログインすると、ニュースフィードを読みあげてくれる機能だ。ルーモスは、その機能に採用されている。例えば、「写真には3人が写っている」「笑顔だ」という風に、写真の内容を説明してくれる。フェイスブックは今後、その技術を写真検索機能の向上に使う計画だ。

 なおブログのなかで、フェイスブックのアプライドマシンラーニング事業部の総括・ジャクイーン・キンテーロ・カンデラ(Joaquin Quiñonero Candela)氏は、「ルーモスプラットフォームである、FBラーナーフロウ(FBLearner Flow)は、マシンラーニング開発プラットフォームの最上段に位置している」と説明している。

 FBラーナーフロウでは、フェイスブックのエンジニアがマシンラーニング技術を応用する際にルーモスを活用できるようにし、ディープランニング、コンピュータビジョン技術など、他の技術の学習過程を経なくてもよいようにした。ルーモスプラットフォームが、自動でそれら作業を代わりに遂行してくれる。現在、FBランナーフローでは、月120万個のAIと関連した各種実験を進められているという。

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参照
zdnet.com
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