マレーシアの大学がロボットを使った代理卒業式を提案...意見は賛否両論

ロボティア編集部
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Photo by UniSZA_facebook

マレーシア・スルタンザイナルアビディン大学(UniSZA)が、ロボットを使用した「代理卒業式」のテスト映像を撮影・公開した。卒業式用のガウンと帽子を着用したロボットが卒業証書を代わりに受け取り、モニターには卒業生の顔が表示される。

代理卒業式に用いられようとしているのは、それぞれ「Naseem」と「Seeba」と名付けられた二台のロボット。筐体には車輪が装着されおり移動することができる。大学側はロボットによる代理卒業式は「ファンタジーではなく実際に可能だ」とし、学生の意見を集めて卒業式の計画を決定すると説明している。

なお、マレーシアでは新型コロナウィルスの感染防止の観点から、国公立大学に卒業式を来年に延期するよう勧告している。UniSZAのロボットによる代理卒業式のアイデアはネットでは関心を集めたものの、当の卒業予定者たちからは否定的な意見が多い。学位取得のために4年間苦労したのに、ロボットが卒業証書を代わり受ける取ることに違和感があるというもので「来年まで待つ」という反対意見も少なくないようだ。

マレーシアでは、6月2日の次点で合計7877人が感染し、死者は計115人にのぼっている。
3月18日に移動制限令が出され、生活に必要な業種以外はすべての事業所が活動を止めた。市民も生活必需品の購入を除いては外出が禁止された。軍人・警察を動員した厳しい取り締まりの結果、4月中旬から新規感染者数が100人以下となったため、5月4日から移動制限令の相当部分が緩和された。現在、経済活動のほとんどが再開された状態だ。