小米がバーチャルバンク「天星銀行」をオープン...フィンテック事業を続々拡大

ロボティア編集部
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Photo by airstarbank.com

中国家電メーカー・シャオミ(小米)は6月11日、香港でバーチャルバンク「天星銀行」(Airstar)を正式にオープンした。雷軍CEOはオープンに際し「シャオミの金融事業にとって新たなマイルストーンになる」と思いを語った。シャオミは2015年5月に正式にフィンテックサービスを開始。さまざまな分野でサービスを展開している。

天星銀行はシャオミグループとアジア最大級の投資銀行・AMTが合弁で設立した。2019年5月に香港金融管理局が銀行許可証を発行し、今年3月に試験運営を開始。正式開業の用意を進めてきた。主に預金や携帯端末によるリアルタイム融資などのサービスを展開する。5分以内の拘束口座開設、人民元、香港ドル、米国ドルの高速両替、リアルタイム決済や口座振替などをサポートする。

シャオミは金融分野でのプレゼンスを拡大してきた。最近では第三者決済サービスを保有。有価証券、インターネット小額ローン、インターネット銀行、保険仲介、ローン担保、消費金融など関連業の許可を獲得している。先月20日には、インターネット金融サービス子会社「守望相助科技有限公司」を設立した。同社の関連金融商品も6月中旬以降に発売開始される。同社は金融関連の技術サービスに重点を置いており、コンピューティングシステムサービス、基礎ソフトウェアサービス、アプリケーション、ソフトウェア開発、企業管理コンサルティングなど多様な事業ポートフォリオを抱える。

また5月30日には、重慶銀行保険管理監督局の批准を受けて、消費者金融関連企業を設立。事業を開始している。全国規模の消費金融企業を目指す同社は、シャオミと重慶農村商業銀行がそれぞれ50%、30%の株式を出資して設立された。「インターネット+新流通」というコンセプトのもの、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT技術を活用した各種金融サービスがリリースされる見込みだ。