ドバイ国立銀行が小切手発行システムにブロックチェーン導入...すでに100万件の取引を登録

ロボティア編集部2018年4月26日(木曜日)

中東最大規模の銀行であるドバイ国立銀行(NBD)が、小切手の発行システム上の詐欺を防止するため、ブロックチェーン技術を導入した。現地メディアによれば、同システムは、各小切手にQRコードを印刷し、その情報をブロックチェーンに記録する仕組みになっている。

今回のブロックチェーン技術導入は、小切手の信頼性、またアラブ首長国連邦の銀行全体のセキュリティ性を高めてくれとされている。NBDは公式声明文で、試験的導入の最初の月に約100万件の小切手をブロックチェーンに登録したと発表した。このテストの成功に伴い、他のUAE金融機関にもブロックチェーンを活用する方法を模索している。

アラブ首長国連邦は、主要都市ドバイとともにブロックチェーン技術に対してとても積極的な立場を取っている。例えば先週、アラブ首長国連邦要人が「UAEブロックチェーン戦略2021」を開始すると発表している。

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