韓国政府「筋力増強ウェアラブルロボット開発に30億円投資」

ロボティア編集部
ロボティア編集部

 韓国・ウェアラブル筋力増強ロボット

 韓国・防衛事業庁(Defense Acquisition Program Administration)は2月3日、戦争で任務を遂行する兵士の筋力を大幅に強化するためのウェアラブルロボットを、国民安全処(Ministry of Public Safety and Security)と共同で開発することにしたと明らかにした。
「ウェアラブル型筋力増強ロボット」という名の同ロボットは、兵士が着用すると手足の力が増し、重い重火器なども簡単に持ちあげたりすることができる。

 ウェアラブル型筋力増強ロボットとしては過去に、米国ロッキード・マーチン社が「ハルク」(HULC:Human Universal Load Carrier)という名の装置を発表したことがある。ハルクはもともとバークレー(Berkeley)大学バイオニクス研究室で開発され、ロッキード・マーチン社は独占生産権を保持している。兵士が最大90kgの装備を背負い、瞬間最高速度16km / hで移動することを目的として開発された。最大作戦半径は20kmで、動力源としてはリチウムポリマー電池、または燃料電池が使用されている。バッテリーを除いたロボットの総重量は24kgだ。

 一方、XOS2(XOS exoskeleton)も有名だ。2000年から米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けたレイセオン(Raytheon)社のスティーブン・ジャコブセン(Steve Jacobsen)博士チームが2008年に開発した。XOS2の重量は68kg、可搬重量90kgで、内部に内燃機関が搭載されており使用可能時間は8時間だ。

 フランスでは、国防部と軍備調達機関である武装庁(DGA、Directorate General Armaments)が支援し、RB3Dが2011年にハークル(HERCULE)を開発した。可搬重量は約100kg、駆動気には電気モーターが使用され4kphの速度で最大20km移動が可能となっている。