【衝撃】30年後の地球は人間よりロボットの方が多い...未来学者イアン・ピアソン氏が預言

ロボティア編集部2018年4月27日(金曜日)

「2048年には人間よりロボットが多くなるだろう」という、驚きの“未来予測”が登場した。その分析を行ったのは、未来学者イアン・ピアソン(Ian Pearson)博士。現在、約5700万台あるロボットは今後30年間で着実に増加し、2048年に940億台に増加するとした。エンジニアであり小説家でもあるピアソン氏は、これまでのロボットと未来に関する多くの予測を発表している。

各海外メディアによれば、ピアソン氏はまた「2028年これまでに、いくつかのロボットは心を持ち始め、私たちに感情的に反応し始めるだろう(中略)ロボットの数が毎年20%ずつ増加するというざっくりとした仮定に基づいているが、増加速度が速くなればロボットの数は2033年に地球人口に追いつく可能性がある」と分析しているそうだ。

一部の専門家は、ロボットの脅威を深刻に受け止めなければならないと主張している。例えば、英国銀行総裁マーク・カーニー(Mark Carney)氏は、技術革命で生計が“無慈悲に破壊”されることにより、今後数年の間に、3180万人の英労働者のうち、ほぼ半分に相当する1500万人がロボットに代替されると予測している。また、数百万の仕事が自動化にすることで大量失業はもちろん、不平等、賃金停滞が起こり、特定の世代ではマルクス主義が復活するかもしれないと不安を吐露した。

なお、人工知能関連のドラマ「Westworld」のセカンドシリーズを用意しているNOW TVが2000人を対象に実施したアンケートによれば、71%の人々が「AIロボットの登場」を恐れており、59%は「ロボットが人類への脅威になる」と考えている。また、調査対象者の半数以上(54%)が、「科学者たちはAIロボットの拡散を制御することができない」と感じているという特筆すべき結果もでている。加えて、ロボット拡散の恐ろしい点としては、「ロボットが社会をコントロールし始める」(43%)という回答が最も多く、「ロボットが人間よりも知能化する」(37%)、「新しい仕事を得ることができ機会が減る」(34%)などが挙げられた。

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