テスト中のロボットが脱走、約30分暴走し警察に捕まる

テスト中のロボットが脱走、約30分暴走し警察に捕まる

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2016.06.16


プロモボット_ロボットが脱走2

photo by newsforbreakfast


 家で家事をこなしていたロボットが、忽然と姿を消す。心配し途方に暮れる家の住人たち。数時間後、警察から一本の電話が。

「あなたの家のソーシャルロボットを無事保護しました。引き取りに来て下さい」

 ほっと安堵した家族は警察署へ。警察に事情を聞かれ説明すると、奥から保護されたロボットがひょっこりと顔をのぞかせる。ロボットは、お使いに行こうとした矢先に何かしらのトラブルを抱え、迷子になっていたそうで、みかねた警察が保護したそうだ。

「メンテナンスに問題があるようですね。罰金の支払い証にサインしてください。今後、このようなことがないように」

 ロボット保護者法に違反してしまったユーザーはしぶしぶサイン。

(今度、メンテナンスに連れて行って、買い物プログラムをアップデートしよう。といよりも、外に行く時は許可を確認するモードに切り替えるか。でも、そうしたらいちいち面倒だしな...)

 ユーザーはそう頭の中で悔い改めながら、ロボットと一緒に手を繋ぎ帰途につく――。

 これは、筆者が勝手に想像をふくらませて書いた妄想だが、そんな近未来を予期させるような出来事が起こった。

 14日、ロシアで実験中だったソーシャルロボットが脱走。交通渋滞を起こしたとして話題になっている。ロシア・ペルミに拠点を構えるベンチャー企業が、顧客応対ロボット「プロモボット(Promobot)」をテストしていた。ドアをロックし忘れたままテストに集中していた開発者たちは、しばらくしてプロモボットがいないことに気付く。慌てて探し始めると、近くの道路で交通渋滞を引き起こしていたのが発見された。

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参照
cnet.com
atlasobscura.com