人間VSロボアドバイザー...韓国で投資対決イベントがはじまる

ロボティア編集部
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ロボアドバイザー
photo by financialservicesmarketing.com

 韓国で人間対ロボアドバイザー(人工知能)の投資対決イベントが繰り広げられている。ロボアドバイザーとは、ロボットを意味するロボ(Robo)とアドバイザー(Advisor)の合成語で、人工知能を使った資産管理サービスを指す。

 同イベントは韓国メディア・毎日経済が主催。次世代産業として注目を集めるロボアドバイザーの育成を目的に企画された。韓国金融委員会と金融投資協会が後援し、ファンド評価機関であるエフエヌガイド(FnGuide)が“審判”を務める。4月8日よりすでに対決がはじまっており、今後6カ月間にわたり投資の成果を競う。

 ロボアドバイザーを提供するのは、サムスン証券、クオーク投資諮問(Quark)、ウィズドメイン(WISDOMAIN)の3社。一方、“人間代表”は韓国を代表するファンドである韓国投資ナビゲーター、KBバリューフォーカス(value focus)、シンヨンバリュー高配当のファンドマネジャー各1人、合計3人だ。

 17日、エフエヌガイドなどは、対決開始後1週間の成績を報告した。それによると、ロボアドバイザーチームの平均利益率は1.52%。対する人間側の成績は1.39%で、ロボアドバイザーが僅差で優位を示した。

 詳細を見ると、サムスン証券の「ポップロボ株式1号(POP ROBO)」が週間収益率2.23%でトップとなった。POP ROBO株式1号は初日、ロッテケミカル、ポスコ、現代重工業、現代建設など鉄鋼、化学、造船、建設関連株でポートフォリオを組んだ。1週間が経過した現在は、サービス、金融、製薬関連株にポートフォリオを拡大する特徴も見え始めているという。サムスン証券の関係者によれば「KT&Gの製薬関連グループ企業であるヨンジン薬品の株価が、KT&G生命科学の合併で上がったが、わたしたちのロボアドバイザーが(関連株を)11日から追加している」と説明している。