韓国金融監督院「人工知能で特殊詐欺犯を特定する」

オレオレ詐欺_電話
公開された詐欺犯の声のリスト photo by 韓国金融監督院

 韓国・金融監督院と国立科学捜査院は、今後も寄せられた詐欺師の声を分析し、データベースに蓄積。検挙に役立つよう、捜査参考資料として捜査機関に提供することにしている。ちなみに、金融監督院は「まさにこの声」に該当する詐欺師の声を通報し、検挙につながった場合、情報提供者に1000万ウォン(約100万円)の褒賞金を与えるともしている。

 人工知能を使った声紋解析が、電話を使った特殊詐欺犯の数を絞り込むこと、また逮捕に大きな威力を発揮するだろうか。他のシステムの連携・強化とともに、性能の向上が期待される。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。