LINEなどの会話から人工知能が予定管理...AIアプリ・C.VIEW

ロボティア編集部2016年10月9日(日曜日)

 IT・ビッグデータ専門企業シーサイドは9日、人工知能ベースのアプリ・シービュー(C.VIEW)を公開した。同アプリは、LINEやカカオトーク、ワッツアップなど、さまざまなメッセンジャーアプリの会話を分析し、個人のスケジュールを組んでくれる。FacebookやGoogle、アップルなど世界的なIT企業も関心を寄せるとの噂だ。

 シービューは、SNS上の会話をリアルタイムで翻訳し、スケジュールを管理。会話の内容のうち、誰が、いつ、どこで、何を、なぜなどに該当する部分だけ抜き出し、日程表を作ってくれる。シービューのアプリとメッセンジャーを連動しておくと、リアルタイムでスケジュールを収集し、ときにプッシュ通知してくれる仕組みだ。シービューは文脈も同時に把握する。加えて、会話の当事者だけが分かる隠語、略語も理解し、文章の流れから意味を汲み取る。

 同アプリはまた、ディープラーニングとビッグデータ技術を活用して、会話を学習する。その精度は会話の数が増えるほど上昇。認識率は90%台後半という精度を誇るそうだ。また、互換性に優れていることもシービューの特徴だ。アップル・シリ(Siri)をはじめ、様々な音声認識プラットフォームに組みこめるよう設計されている。シリで使用する際には、通話内容を分析・翻訳するなど、スマートアシスタントのように使うことができる。

 シーサイド社は、シービューの活用度を高めるため、他のプラットフォームとの結合も追求。フェイスブック・Googleとの接点を見つけるための努力もすでに行われている模様。
シーサイド社関係者は、「米国のアイビーリーグ(アメリカ名門8大学の総称)とともに、米国内の大手企業と協議することが具体化しつつある」と事情を語る。

 シーサイドは、年末にシービューのベータ版をリリース。利用者の意見を反映して、来年上半期に正式版をリリースする予定だ。