韓国政府がAI技術情報を外部にAPI提供...第一弾は韓国語分析技術

ロボティア編集部2017年11月21日(火曜日)

韓国・科学技術情報通信部が、人工知能(AI)関連の情報公開。これまで、国策研究課題を進める上で確保したAI技術を、外部開発者にも利用できるようにするとした。

科学技術情報通信部は今回、韓国語の分析・音声処理などAI関連のプログラム・ソフトウェアを「アプリケーションプログラムインターフェイス(API)」の形で開放する。研究者側は、音声認識技術、アプリケーションの開発にかかる時間・コストを削減できると期待されている。

11月中には、韓国電子通信研究院(ETRI)が開発したAIソフトウェア「Exobrain」の韓国語分析技術(11種類)が公開される。Exobrainは昨年、韓国教育放送公社(EBS)のクイズ番組で人間に勝ち有名になったAIだ。また11月末には、Exobrainの音声処理技術(3種類)を、また2018年からは質疑応答・対話処理・映像理解技術などを順次公開する予定だ。