米ロボットメーカー・ナイトスコープが、銃器や放射線を検出する機能を備えた新たな警備用ロボット「K1」をリリースする。ナイトスコープ側は、K1が今後、空港、病院、小売店などのうち銃所持が制限されている場所に配置・使用されていくと明らかにした。
「現在、K1が発見できるのは大型の銃器。今後、ナイフや爆発物、小型銃なども検出できるようになことが期待されている」(ナイトスコープのスポークスマン)
ナイトスコープはすでに、多くの自律型警備ロボットを発売している。先月、噴水に落下して世界的に話題になった「K5」の場合、内部にビデオカメラ、熱画像センサ、レーザ距離計、マイク、独自開発されたナビゲーションシステムなどが搭載されており、周辺の異常な騒音、急な環境の変化、指名手配者などを認識し、中央のコントロールセンターに知らせる役割を担う。
なお、K1がどの程度まで正確に「隠された武器」や放射線を発見できるか、またどのような技術が使用されているかについては、まだ明らかにされていない。
Photo by knight scope