ドローン・AI・ロボットが解決...各国で進む「スマート農業」最新事情

ドローン・AI・ロボットが解決...各国で進む「スマート農業」最新事情

Posted date:2017.09.18

 一方、SAGAと並行して推進されているプロジェクトに、「IoF2020(Internet of Food & Farm)」もある。こちらはヨーロッパ圏の畜産、農作物・食品の全領域を対象に、モノのインターネット(IoT)をベースとした情報ネットワークを構築し、ビックデータを収集・活用しようというプロジェクトだ。ビッグデータ収集と分析を通じて、農業を数値・データに基づいたものに変貌させることによって、農作物をはじめ、全分野の効率性が向上するものと期待されている。

 例えば、センサーが内蔵された小型機器を牛の体内に挿入し、病気をはじめとした健康状態などを、個体ごとにチェックする。日々収集したデータを分析することによって、些細な変化や重篤な伝染病にも早めの対処が可能となった。また、種類分けした家畜と地域別の気候の情報をリアルタイムでクラウドに伝送し、全世界の牧場のデータとして活用する予定だ。

 IOF2020プロジェクトの責任者であるジョージ・ビアス(George Beers)博士は「プロジェクトを通じて欧州全域の食品、全分野にデジタルネットワークを構築し、農業のパラダイムを新たに変化させることを目標としている」と話している。

 一方、韓国では、情報通信技術(ICT)と農業の融合をスローガンとする「スマートファーム2.0」プロジェクトを、政府が推進中だ。

 もともと韓国にとっての農業は、国内総生産(GDP)における割合約2.3%、農業に従事する農家人口は全体の5%となっており、主要産業とは言いがたい。しかし、韓国ではスマホ普及率が85%と言われるIT大国ならではの方法で、農業改革が進んでいる。

 国内スマートファームの成功事例とされている温室栽培農家では、温室の内部と外部にバッジ水分温度測定センサーや温湿度環境センサー、co2センサー、光量センサー、気象センサーなど数多くのセンサーを設置し、栽培に最も適した環境を構築している。

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参照
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