石井宏氏が進めるMITプロジェクト「トランスフォーム」がすごい

ロボティア編集部
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 米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、自由自在に形を変える机「トランスフォーム(TRANSFORM)」の動画をYouTubeに公開した。映像には、レゴブロックが敷き詰められたような机が、物の位置や人間の反応によって形を変える様子が映し出されている。

 トランスフォームは、利用者の物の置き方を記憶し、近づくとすぐに適した形に変形する。また、携帯電話の着信を伝えたり、ユーザーに見やすいように形を変化させる。曲を再生しているスマートフォンを置くと、まるで生きているかのように躍動。トランプゲームをする時には、専用のテーブルのようにもなる。また動画では、タブレットから出た仮想の手に合わせて机が形をかえ、物を現実に持ち上げたりもできる。

 トランスフォームは、MITメディアラボ傘下トライアングル・メディア研究所の石井宏教授が進めているプロジェクトだ。石井教授はIoT(Internet of thing)分野の専門家。日本電信電話公社(現NTT)に勤務ののち、西ドイツのGMD研究所客員研究員、NTTヒューマンインターフェース研究所を経て、1995年にMITメディアラボ教授に就任した。石井教授はトランスフォームについて、「物理的な材料とデジタルが出会った、まったく新しいタイプのメディアデバイス」と話す。

(ロボティア編集部)