北京の高速道路「パトロールロボット」爆誕...ガードレール上を移動し違反者検挙や事故処理

ロボティア編集部2017年10月30日(月曜日)

中国・北京の高速道路に、パトロールロボットが登場した。違法駐車や緊急車線走行など、違法行為の取り締まり強化に役立つとして、今後、本格的な稼働が期待されている。

同ロボットはスーツケースサイズで、重さは約20kg。ガードレールの上に設置され、速度は時速5km(高速道路上)に設定されている。稼働時間は5〜8時間で、違反車の画像・動画を収集し警察に送ることができる。

ロボットは交通違反の処理に加え、交通警察の日常業務も支援する。自動車事故が起こると交通渋滞が発生するが、ロボットは現場に迅速に到着。警察が状況を処理するのに役立つデータを提供する。加えて、混雑や事故、道路工事、悪天候などの情報を各車両に送る役割も果たす。北京交通警察側は、取り締まり強化、交通安全確保のために、より多くのロボットを都市内の高速道路に投入すると発表している。

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