欧州随一の「大麻の街」に警察がドローン投入...3日間で60人逮捕

ロボティア編集部2017年12月4日(月曜日)

デンマークの首都・コペンハーゲンでは、警察が大麻の取締りにドローンを投入。高い成果を上げているという。

12月2日に各メディアが報じたところによると、コペンハーゲン警察は最近、コペンハーゲン市内を代表する犯罪多発地帯「クリスチャニア」に、大麻を取締まるための監視用ドローンを投入することにしたという。ちなみに同街では、2004年まで大麻は合法だった。

1971年頃からヒッピーなど不法居住者が住みはじめた同地域では麻薬取引が旺盛に行われてきた。コペンハーゲン警察は2012年頃から取り締まりを強化。昨年には大々的な摘発を行ったが、いまだ完全撲滅にはいたっていない。そのような背景のなか、今回、ドローンが投入されることになった。

警察関係者は「ドローンはクリスチャニアの近くで(大麻取締りという)私たちの任務をより効果的に実行するツール(中略)大麻を購入すると予想される人々が外出する際、監視目的でドローンを使用する」と説明している。警察は3日間の“ドローン監視”を通じて、麻薬取引の容疑者60人を逮捕したと成果を報告している。

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