仮想通貨「軒並み暴落」理由は韓国!? 50%も割高「キムチプレミア」とは

ロボティア編集部
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とある個人投資家が作成した海外/韓国国内仮想通貨相場比較サイトでは、両者の差が約50%水準とも指摘されている。また時価総額上位にあるビットコイン、イーサリウム、リップル、ライトコイン(LTC)など主要仮想通貨のほとんどが、海外相場より1.5倍ほど高い価格で韓国国内で取引きされている。

このように韓国相場が高すぎる理由については、まだ明確な理由が明らかにされていないが、韓国の業界専門家らは「過度な国内投機需要」と「海外取引所との限定的な取引」に原因があるとしている。

キムプが激しい代表的な仮想通貨として知られているリップルの8日の取引量を比較すると、世界上位10位内に韓国国内取引所3つが名を連ねている。そのうち、ビットサムが1位で、1日の取引量全体の32.01%を占めており、コインワン(Coinone)、コビット(Korbit)が8.14%、5.18%を占め、それぞれ3位と5位に名前を連ねた。ビットコインの場合は、ビットサムが12位を記録しているが、日本の取引所であるビットフライヤーより2ランク高い順位である。

なおブルームバーグは最近、「世界経済規模の2%にも満たない国が、ビットコイン取引量の20%を占めている」と、韓国国内の仮想通貨投資の現況を伝えたこともある。ブルームバーグに報道された数値は若干誇張されている趣きもあるが、実際に韓国で取引されているビットコインの原価が占める割合は、全体の約4%に相当するという実情がある。リップルの場合は13%、イーサリウムも約9%であり、韓国が世界経済に占める位置を考慮すると、仮想通貨の取引で韓国の比重は過度に高い水準だ。そのような巨大な投機需要のおかげで、韓国国内の仮想通貨取引量および価格が急騰すると、海外相場に影響を与える状況に至ったとされている。

そのように韓国国内相場がバブル状態になった場合、海外市場との取引を通じて、価格のバランスが調整されるのが通常である。キムプが50%であれば、海外取引所で仮想通貨を購入した後、国内取引所で売却し、いわゆる“為替差益”を狙う投資家が多数発生するからだ。しかし実際には海外取引所と国内取引所間の取引きには多くの制約があり、常に相場が正常にバランスを取って調整されているとは言い難い。

海外取引所で仮想通貨を購入するためには、口座発行の身分確認などいくつかの手順が必要となる。写真が含まれた身分証明書をはじめ、居住地を証明することができる書類を提出してからも数日間の審査過程を経なければならない。また、韓国居住者が海外の仮想通貨取引所に入出金するため海外の銀行口座を開設することも難しい。カードを利用することもできるが、手数料の負担が重くのしかかる。海外に居住する知人を通じて送金したとしても、韓国から送金事由なしに海外に送ることができるお金は5万ドル水準だ。仮想通貨の為替差益を狙う投資家にとっては、規模が小さすぎる金額である。仮に韓国に居住する多くの投資家が5万ドル水準の取引をしたとしても、バブルにある国内相場を正常化するには資金が足りない。