韓国・銀行連合会がブロックチェーンを使った「共同認証サービス」開始

ロボティア編集部2018年6月15日(金曜日)

韓国・銀行連合会は、ブロックチェーンベースの銀行共同認証サービス「バンクサイン(BankSign)」を7月から運用すると明かした。

バンクサインは、公開鍵(PKI・Public Key Infrastructure)ベースの認証技術、ブロックチェーン技術、スマートフォン技術など先端技術を活用し、電子取引の安全性と利便性を高めた認証サービスだ。韓国の銀行は政府のブロックチェーン政策に対応し、2016年11月から「銀行圏ブロックチェーンコンソーシアム」内でサービスを開発してきた。

バンクサインは、ブロックチェーンの特性である「合意」および「分散保存」を通じて、証明書の改変や偽造が難しくする。また秘密鍵をスマートフォンで保管・携帯することにより、複製や詐取、不正使用も防ぐことができるとされている。

銀行連合会は、各銀行でバンクサインを導入した後、政府や公共機関、関連機関などに利用範囲を拡大していく計画である。

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