遺伝子解析×AI×ブロックチェーン企業が構築を目論む「ライフデータ経済学」とは

ロボティア編集部
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また「近年では人工知能の発展により、自撮り写真や血液検査など非常にシンプルなタイプのデータから、年齢や人種、性別など生物学的な特徴を正確に予測することができるようになってきた(中略)さまざまなデータ類型の価値は、利用方法に応じて変わる可能性がある。例えば、保険会社の場合、自撮り写真に比べて遺伝子データの方がデータ生成コストが大幅に高くなる。患者の健康状態に関する写真の価値は、遺伝子データの価値よりもはるかに高くなるかもしれない。またそれらデータを組み合わせた場合、個々のデータよりも価値があるかもしれない」としている。

また、共同研究チームは、ライフデータの真の価値を決定するために、「マイクロデータ経済学」(Micro Data Economics)と「マクロデータ経済学」(Macro Data Economics)という新しい領域を設定する予定だとしている。マイクロデータ経済学では、プロテオミクス(Proteomics)のように新薬開発に使用されるライフデータや、特定の分子の構造と活動に関連するデータの価値を研究する。マクロデータ経済学では、電子カルテや遺伝子学のような、人間の健康を決定するために使用されているライフデータの価値を研究する。