新型コロナウィルスの水際対策...米主要空港が滅菌ロボットを導入

ロボティア編集部
ロボティア編集部

中国・武漢で発生した新型コロナウイルスの拡散に、世界各国の国際空港、また航空業界は対応に追われている。ウイルス感染者が航空機に乗って国境を移動することで、感染者が世界的に広がっているからだ。空港や航空機における検疫やウイルス撲滅など、予防措置の拡充は一分一秒を争う状況だ。

そんななか、米国・ロサンゼルスに拠点を構える滅菌ロボット専門企業・ダイマーUVCイノベーションズ(Dimer UVC Innovations、以下ダイマー)が、国内の3つの空港に対し、航空機用滅菌ロボット「GermFalcon」を供給したとの情報が現地メディアによって報じられた。

GermFalconは、紫外線-C(UVC)光を利用し、航空機の客室、調理室、乗員搭乗スペースの病原菌、ウイルス、細菌などを殺菌してくれる。現在、Tru-D、ZENEX、UVDロボティクス、ライトストライクロボッツなど企業が、紫外線を活用した滅菌ロボットを病院や医療施設に供給しているが、ダイマーは航空機に特化した滅菌ロボットを開発・供給している点が特筆されている。病院などの医療施設に供給された滅菌ロボットはサイズが非常に大きいが、航空機の内部を移動する必要があるGermFalconは比較的サイズが小さい。

ダイマーは今回ロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港、JFK国際空港など3ヶ所にGermFalconを無償提供した。ダイマー共同創業者であるElliot Kreitenberg氏は、新型コロナウイルスが航空機に搭乗した乗客の安全を脅かしているとし、GermFalconがその脅威に迅速かつ効率的に対処できると説明している。