難易度高いジュエリーの仮想試着を可能にする「スタイルAR」

ロボティア編集部
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Photo by deeppixel

VR・ARを使用したファッション用品のフィティング(試着)が注目を浴びているが、実現が難しいとされている製品群もある。例えば、ジュエリーがそのひとつだ。製品の特性上、指や耳などの身体部位を事前に正確に認識することが求められるからだ。

身体や物体など、対象の輪郭を精密に認識する視覚認識技術を開発・保有するスタートアップ・Deepixelはその難題に挑む。今回、保有する技術をさらに発展させ、髪や顔に隠された耳の位置まで正確に計算できるリアルな仮想フィティング技術をサービスに実装した。今年5月に正式にリリースされたAIベースのジュエリー仮想フィティングサービス「スタイルAR」がそれにあたる。

スタイルARは、オンライン上でジュエリーを購入する前に、仮想フィティングを行うことができるソリューションだ。ユーザーは仮想的に複数の製品を着用し、自分の顔の形や肌の色などに合うか、またサイズ感などを簡単に試すことができる。また、蓄積されたフィッティングデータを通じて、製品のレコメンドを受けることもできる。新型コロナウィルスの影響で接客販売の敷居が高くなるなか、代案として注目が集まっている。

スタイルARはPCだけでなく、モバイル環境でもスムーズに動作する。Deepixelは今後、ジュエリー以外にも、ネイルアート、時計などの分野に仮想フィッティング技術を応用・拡大していく計画だ。