12月3日、Googleがイメージ分析技術であるクラウド・ビジョンAPI(CloudVisionAPI)を公開した。クラウド・ビジョンAPIはグーグルフォトで採用されている技術であり、コンピューターには難しいとされている“見る”という課題を解決してくれる。
クラウドビジョンAPIは、Googleの画像認識技術にアクセスできるサービスだ。現在は、Eメールで申請したユーザーのみ利用することが可能でプレビュー段階にある。 Googleはブログを通じて「クラウドビジョンAPIは、開発者の版図をを変えるツールになるだろう」とし「複雑な画像解析技術をREST APIの形で簡単に利用することができる」と説明しでいる。
クラウドビジョンAPIの活用用途は多様である。文字やロゴの認識から有名な建築物の名前を教えたり、顔の表情の調べることもできる。Googleは、クラウドビジョンのAPIを利用すれば、画像検索技術や推薦サービス、好ましくない写真を除外できるプログラムなどを開発できると説明している。
クラウドビジョンAPIは、クラウドストレージと組み合わされる予定である。クラウドビジョンAPIで生成されたデータや外部データをインポートするとき、Googleのクラウドストレージを活用することができる。クラウドビジョンAPI利用料金は、まだ公開されていない。
(ロボティア編集部)