海外各メディアは12月20日、韓国未来技術院が開発している人間が搭乗するタイプの二足歩行ロボット「メソッド-1(METHOD-1)」のテストが終了したと報じた。
メソッド-1は、韓国未来技術院がこれまで2年間にわたり、秘密裏に開発してきロボットだ。映画「アバター」に登場し、主人公たちを襲うロボットにどこかフォルムがそっくりだ。
なおメソッド-1は、「トランスフォーマー4」と「ターミネーター・ジェネシス」など、ハリウッド映画に登場するロボットの設計を担当したデザイナー、バイタリー・ブルガロフ(vitalybulgarov)と共同で制作された。ブルガロフ氏は、米ロボットメーカー大手ボストンダイナミクスにも務めていたことがある。
「下半身のフレームワークと外部シールドだけでなく、ゲートのデザインと人間工学の部分をもう少し整えていく。機械工学と工業デザインの双方が改善されるだろう(中略)今後の計画は、様々な実用的な分野で効果的に活用することができる、信頼性の高いロボットプラットフォームを構築すること」(ブルガロフ氏 本人フェイスブックページ)
メソッド-1はまだテスト段階にあり、正確な情報は知られていない。有用に使えるのかという点もまだ証明されてはいない。 ただ純粋にかっこいいので、今後も開発が上手く進み、何かしらの用途で実用化されていくのを祈るばかりだ。