ザッカーバーグCEO、今年の目標は「ジャーヴィスのようなAI」

ロボティア編集部2016年1月4日(月曜日)

 フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグCEOが、映画「アイアンマン」に登場するジャーヴィス(jarvis=ジャービス)のような人工知能(AI)を作る計画だと明らかにし話題だ。

 ザッカーバーグ氏は4日、自身のFacebookアカウントを通じて、2016年の個人的テーマを「発明」だとし、ひとつの計画を明らかにした。それは自分の家に人工知能を“インストール”することだそうだ。

 ザッカーバーグ氏は、人工知能が自分の声を認識し、家の中にあるすべてのものをコントロールできるようにしたり、ブザーを押す友達の顔を認識できるようにすると話している。また、最近生まれた娘マックスちゃんの部屋で起きるすべてのことを、人工知能を通じて知ることができるようにしたいとも話す。加えて、人工知能にバーチャルリアリティ(VR)データを可視化する業務を補助させるとした。

 海外メディアは、ザッカーバーグ氏の2016年の計画に一斉に注目している。そもそも、すでに家の中の照明や音楽を調節する製品などはアマゾンなどでも市販されている。が、アイアンマンに登場するジャーヴィスのようなレベルの人工知能はまだ普及していない。

 ザッカーバーグ氏はその他にも、中国語を学んだり、毎週新しい本を読むという計画も明かした。